1歳4月入園を目指し、保活をしていた麦の芽酔う子です。引き続き、私の中で「ない」と思った保育園のご紹介です。
その保育園は希望者を集めて入園説明会を行っていました。
定員は全部で20名ほどで、定員のほとんどが0歳からの持ち上がりで決まってしまうため、空きはほとんどなく、入園可能数はわずかです。
それでも説明会には50人以上が参加しており、大盛況といったかんじでした。
いざ説明会が始まってみると、まず
とにかく先生方と事務員の方が偉そう!
上から目線でなぜか楽しそうにしゃべります。
その保育園は毎年入園願書を指定の日に受け付けるのですが、基本早い者勝ちだそうです。そのため毎年徹夜で並ぶ方がいるそうですが・・・
「迷惑ですから深夜から並ばないでくださいね~」
「深夜から並んでも意味ないですから」
「モー毎年こまるんですよね」
「こーやって言っても並ぶ人いますから」
早い者勝ちって言われたらそういう人が出るのは当たり前じゃないですか?だったらもっと違うやり方で選ぶべきでは?
ここでイライラゲージが3分の1くらいまで上がりましたが、さらに続きます。
「入園について電話してくる方たくさんいるんですけど、保育が忙しいから基本電話はでませんので」
え!?じゃあなんでホームページに電話番号のせてるんですか?職務怠慢じゃないですか?説明会にこられない人は門前払いですか?
なんかもうとにかくひどい・・・
ここでイライラゲージはほぼマックスでキレそうですが、たたみかけて続きます。
「あ、申し込み料金がかかります。それとは別に入園枠を押さえるのに入園金がかかります。辞退される場合も入園金は払ってくださいね」
が・め・つ・い!申し込み料って・・・
この時点でもう「ない」と思っていましたが、その後の園見学までは一応こなしてから帰ろうと、見に行きました。
・・・・
薄暗い保育室でまず気分を落ち込ませてくれました。保育室には使ってないと言い張りますがテレビがあります。どんな保育をしているのやら・・?
続きましてトイレ。口では言えないですがものすごく狭いです。天井もなぜか低く、奥行きもなく、極めつけは和式。衛生面も気になります。このあたりでもう笑えてきましたがさらに攻撃は続きます。
最後はキッチン?と呼んでいいのかどうかという言うなれば袋小路。こちらも言い表せないほど狭いです。ヤカン一つおけるかどうかという、小さなIHクッキングヒーターが一つぎりぎり置ける空間・・・・なぜこれをわざわざ見せるのか理解に苦しみます。
この保育園でなぜ、あそこまで自信満々に、入園希望者をないがしろにできるのでしょう。保育を必要とする世帯に対して保育園が少ない地域ではありますが、保育園が入園希望者を選ぶうのはやはり間違っている気がします。
入園希望者が保育園を選べる環境でありたいと思います。この保育園のように、保育の質は低くても希望者の多さにあぐらをかいていたのでは、安心して預けられるところがなくなってしまいます。
私はこの保育園は申し込みませんでしたが、やはりどこかに預けて復帰しなければならないという状況のご家庭はたくさんあるのでしょう。この保育園も4月入園の枠は満杯で、現在も入園は受け付けられていません。
いろいろと考えさせられた見学でした。