こんにちは。お久しぶりな麦の芽酔う子です。
息子を出産後復職し、保育園に息子を預けながら働いていましたが、
子供のため、自分のため、3歳の壁/小1の壁を乗り切ることはムリ
と判断し、気持ちよく退職しネットショップ開業を目指すことにしました。
⇒詳しくはコチラ
通常、会社を退職し失業すると、ハローワークから失業手当がもらえます。
しかし自己都合退職の場合は給付までの制限期間(3か月)があります。
もらえるものはもらいたいですが、こんなの待ってられません。
さらにハロワからの紹介や転職サイトなどでの再就職と異なり、
個人事業主での開業で再就職手当をもらうには注意が必要です
ということで今回は会社を自己都合で退職してから
最短で再就職手当をもらうまで
について書きたいと思います。
①再就職手当とは
一言でいうと
失業後に再就職した場合に、今後もらえるはずの失業手当の6~7割を
一括でもらえる手当
のことです。
自己都合退職の場合、ざっくり失業手当(給付)は退職から3か月後から3か月間
給付されます。
が、私の場合
・まず退職から3か月も待っていられない
・早く開業したい
・失業手当はもらいたい
ということで最短で再就職手当をドドンともらってしまおうと動きました
②再就職手当支給までのスケジュール
退職してから再就職手当をもらうまでにやらなければならないことは
①離職票の提出
②雇用保険説明会に参加
③初回失業認定日にハロワで活動
④開業する
⑤再就職手当をもらう要件を満たし、再就職手当の申請
といったかんじです。
あら簡単
と思うかもしれませんが
まず実際に私が再就職手当をもらうまでのスケジュールと活動内容をご覧ください
行ってみてわかったのですが、なにもできない待機の期間が長いです。
退職した会社から離職票が届いたら、すぐハロワに提出することをお勧めします。
実際に私が退職してから再就職手当が振り込まれるまでは約3か月
ハロワに離職票を提出してからは2か月半
かかりました。
③再就職手当をもらうための要件
ハロワでもらった冊子によると、次の要件をすべて満たしていることが
必要です。とあります
①就職日の前日までの失業の認定を受けた後の基本手当の支給残日数が、
所定給付日数の3分の1以上であること
(⇒つまり失業手当をまだもらってない日数が3分の1以上残ってること)
②1年を超えて勤務することが確実であると認められること
(⇒後にも詳しくかいています)
④個人事業主の再就職手当支給条件
私のように特に資格ももたず、これから新規でネットショップやライターなどで
開業しようとする場合ちょっと注意が必要です。
後に書きますが私は経費で設備を購入して手当をもらいました。
正直この条件がポイントです!
これはハローワークの職員に問い合わせるしかありません。
ただ、具体的な条件をハロワの職員さんに聞きましたが
「実際に条件を拝見して職員の方で総合的に判断しますので・・・」
と歯切れが悪く中々教えてくれないのでイライラしました。
なので個人事業主で開業しようと悩んでいる方はぜ・ひ
参考にしてください!
ハロワの職員さんが参考にしていたマニュアルを盗み見ながら問い詰めると、
どうやら以下のいずれかに該当すればよさそうです。
↓個人開業で再就職手当をもらうための条件↓
- 1年間事業を継続できる確約がある(業務委託契約書など)
- 資格を保有しておりその資格をもとにしての開業
(弁護士などの士業等を想定していると思われる) - 従業員を雇用している
- 開業後ある程度の経費を使用している(設備購入など、10万円以上)
経費の使用についてが一番あいまいでした。具体的にいくら使っていればいいのかと尋ねると
「ざっくり10万円・・あ、でもそれも職員の方で判断しますので・・・」と微妙な答え。
さらにさらに問い詰めるとどうやらたとえば
開業に伴うオフィスの準備などは含まれません。
事務机や事業用印鑑などいくら高いものを買っても条件に該当しないようです。
経費で購入が必要な物品は主に事業に使用する設備です。
例えば何かの加工機や業務用プリンター、使用するソフトなど、
です。
設備の購入についてですが注意点は、
”開業後”に購入した物品
であることです。
つまりまとめると
開業後に10万円以上の設備(物品)を経費で購入する必要がある。
となります
⑤まとめ
自己都合退職し、個人事業主としてこれから開業する予定で、
資格や業務委託契約など何もない場合でも再就職手当を貰うことができました。
しかしもらうための条件や開業日など、いろいろな制約があることをお伝えしました。
ご参考になれば幸いです